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2019年10月12日 (土)

このままでは日本は滅びる

『(前略)まずは国の歳出を半分にして、
公務員などの人員数も半分にする。
それを2年間で実行するぐらいの荒療治をしないと。
今の延長線上では、この国は滅びます。(後略)』
(日経ビジネス 2019年10月9日)
https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/depth/00357/?P=2

日経ビジネスに載った
ファーストリテイリング会長兼社長の
柳井正氏に対するインタビューで
彼が語ったことだ。

経済人というのは
頭が悪いのだろうか?

それとも自社への利益誘導のために、
分かった上で出鱈目を
言っているのだろうか?

最初の方で語る、
日本の低成長による発展途上国化、
民度の劣化という分析は
みんな言っていることだし、
間違ってはいない。

しかしながら、その解決策が
国の歳出を半分にするとか、
公務員の人員を半分にするとか、
もしそんなことをしたら、
それこそ日本は滅んでしまう。

この20数年間に、チャイナなどの後進国は
飛躍的にGDPを伸ばしたが、
欧米先進国でさえ1.5倍から2倍に
GDPを伸ばしている。

その間、日本は全く経済成長せず、
GDPが伸びなかった。

その原因が政府の緊縮財政と
増税にあったことは
議論の余地がない。

その緊縮に緊縮を重ねてきた
政府の歳出をさらに半分に減らしたら、
日本はどうなってしまうか。

おそらく高級志向のデパートなどは潰れ、
日本国民はユニクロやジーユーなどの
安物衣料しか買えなくなる。

日本人が貧しくなればなるほど
柳井のビジネスは成功するだろうし、
そのためにさらに貧しくする
処方箋を示すのだろう。

柳井は日本が貧しくなり、
民度も落ちたというが、
その一端を担ってきたのが
同じものを大量に低賃金の海外で作り、
格安で売るという
ビジネスモデルなのである。

日本人が安いものしか買わなくなれば、
日本企業全体の売り上げが下がり、
それが日本人の賃金低下を招いて、
日本はさらに貧困化するのだ。

 

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