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2019年11月24日 (日)

甘利明の天皇廃止論

『自民党の甘利明税調会長は24日のフジテレビ番組で、安定的な皇位継承の在り方をめぐり、男系継承が最優先とした上で「最終的選択としては女系も容認すべきだ」と語った。
「(男系優先で継承)順位を付けて、きちんと対処できるようにしておくことはいいことだ」と述べ、準備を進めるべきだと強調した。
皇室典範は「皇位は皇統に属する男系の男子がこれを継承する」と規定。母方からのみ天皇の血を引く皇族が即位した天皇を「女系天皇」と呼ぶが、過去に例がない。安倍晋三首相は「男系継承が古来例外なく維持されてきた重みなどを踏まえ、慎重かつ丁寧に検討を行う必要がある」との考えを示している。』
(JIJI.COM 11/24(日) 10:58配信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191124-00000018-jij-pol

「女系天皇」という名の「天皇廃止論」が
安倍総理に近い甘利明の口から発せられたというのは
深刻に受け取らなくてはならない。

記事の中に『母方からのみ天皇の血を引く皇族が即位した天皇を
「女系天皇」と呼ぶが、過去に例がない。』と書かれているように、
「女系天皇」というものは存在せず、
それはすなわち「天皇を廃止すること」なのである。

皇位の継承において「男系」とか「女系」とか
語られていること自体が異常なのであって、
「女系天皇」とは126代続いてきた「天皇の終わり」であり、
日本という国の終わりなのである。

「天皇」の存在がなくなっても「日本」という国は
存在し続けると思われるかもしれないが、
それまでの「日本」とそれからの「日本」は
明らかに別物なのだ。

安倍総理の側近が
「最終的選択としては女系も容認すべきだ」
とテレビで語ったという事実は、
安倍政権が日本を終わらせる準備を始めた
とも考えられるのである。

 

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コメント

その番組を見たわけではないのですが、どうも眉唾に思えてなりません。
前後に、どんな会話があったのか、JIJIが勝手に拡大解釈をしたのではないか。

皇室典範にないことを実行したら、それは何でもありになっていくだけですね。仰るとおり、それは呼称は「天皇」「皇室」であっても、偽物です。
世界から一目置かれることもないでしょう。

番組での発言部分はツイッターなどでアップされており、発言内容に間違いはありません。
今日の虎の門ニュースで、青山繁治氏が、「甘利氏が女性と女系を言い間違えたのではないか?あるいは女系の意味をよく知らなかったのではないか?」と話していましたが、甘利はそこまで馬鹿でしょうか?こういう発言を聞くと、首相に提言書を渡した青山氏の本気度も疑わざるを得ません。

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