日本人を差別する川崎市の条例
『川崎市議会では代表質問が行われ、
川崎市が制定を目指す差別禁止条例案について、
議論が続いています。
5日は条例逃れの懸念について質問が出ました。
差別を禁止する条例案は、市内の公共の場で
海外にルーツがある人への不当な差別的言動、
いわゆるヘイトスピーチをすること・させることを禁止し、
違反を3回繰り返した場合は全国初となる
最大50万円の罰金を科すとしています。(後略)』
(TVK 12/5(木) 13:25配信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191205-00010001-tvkv-l14
この条例は、海外ルーツの人が日本人に対して
「日本人は日本から出ていけ」「日本人は絶滅しろ」
と言っても何ら問題はないが、
日本人が海外ルーツの人に対して、
「○○人は日本から出ていけ」「○○人は絶滅しろ」
と言うと罰則を科すという歪んだ条例である。
これは川崎市議会の言う
「差別を禁止する条例」ではなく、
日本人を差別的に扱う条例だ。
法の下の平等原則から逸脱しており、
日本人への逆差別となっている。
この日本で、「日本人は出ていけ」と言われ、
「○○人こそ出ていけ」と言い返したら
50万円の罰金などという馬鹿げた事態が、
起こらないとも限らないのだ。
YouTubeで見る限り、
最近の民族対立的なデモは、
海外ルーツの人たちが、大勢でデモ隊を取り囲み、
中指を立てて罵詈雑言を浴びせるなど、
日本人よりもはるかに過激に映る。
そもそも海外ルーツの人たちに対する
排外的なデモの盛り上がりは、
生活保護の不正受給や公共施設の不法占拠など、
具体的な問題に対する
異議申し立てであったはずだ。
その表現に行き過ぎの面があったことは
否定できないものの、
それらは現行の法律で罰金などの
処分を受けている。
新たにこうした明確な日本人差別の
条例を設ける必要が
どこにあるだろうか?
いずれにしても、同じことをして
海外ルーツの人は罰することなく、
日本人だけを処罰する条例など
認めるわけにはいかないし、
川崎市に住む人々は、今すぐ
市議会議員に働きかけてもらいたい。
この条例は今月12日に
採決されるという。
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