クルーズ船下船後陽性判明
『栃木県で、60代の女性の感染が確認されました。
この女性は「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客で、19日に
下船し自宅に戻っていたということです。
栃木県によりますと、女性は夫婦でダイヤモンド・プリンセス
に乗っていて、必要なPCR検査を受けて「陰性」だったため、
19日に夫婦で船を下り、栃木県内の自宅に戻っていました。
女性は21日の夜、38.7度の発熱があり、県内の医療機関を
受診し、肺炎が確認されました。
そして22日、PCR検査の結果が「陽性」と分かりました。
発熱はあるものの、それ以外の症状はないということです。』
(テレ朝news 2/22(土) 22:18配信)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200222-00000045-ann-soci
PCR検査がアバウトな結果しか出ないものであることと、
船内で感染拡大が起こっていたという状況から、
結果が陰性であっても、公共交通機関で帰宅させる
などということは避けるべきだったと思われるが、
厚労省の対応は諸外国のさらに14日間の隔離という
慎重な姿勢からはかけ離れたものだった。
女性は19日に夫とともに下船し、
バスで横浜市内の駅へ行き、栃木県内の駅まで電車で移動、
知人が運転する車で帰宅したという。
どうも厚労省のやることはすべてに穴があり、
防疫という慎重の上にも慎重を要する課題に
対応しきれていないように思える。
僕は当初から、厚労省が「日本ではヒトヒト感染が
起こっていないから過度に心配する必要はない」
と言っていた時から、こんな態度で大丈夫かと
心配していた。
未知の疫病が隣国で発生したら、
国内に入らないよう万全の態勢を取ることが常識なのに
日本はほとんど何の対策も取らなかった。
まあ、日本は手洗いやマスクのマナーが行き届き、
ハグや握手の習慣がないことが、
最も感染症を広げにくい国民性であることを
ブログで書いている人もおられた。
そうした国民性が、武漢肺炎の感染拡大を
最小限にとどめてくれるように祈りたい。
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