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2020年3月 9日 (月)

イタリアでなぜ感染が拡大したか?

『欧州での新型コロナウイルス流行の中心地となっているイタリアで、
映画館、劇場、博物館といった娯楽施設が同国全土で閉鎖された。
同国のジュセッペ・コンテ(Giuseppe Conte)首相が8日、政令に署名した。
イタリアでは同国北部の広範囲にわたる、約1500万人が暮らす地域が
4月3日まで封鎖されるほか、政府のウェブサイトに掲載された政令に
よると、政府が全国各地の学校やナイトクラブ、カジノを閉鎖したという。
イタリアでは、新型ウイルスによる死者が200人を超え、
中国本土以外では死者数が最多を記録している。』
(JIJI.COM 3/8(日) 14:47配信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200308-00000024-jij_afp-int

チャイナ以外で新型コロナの感染者数が多いのは、
韓国・イタリア・イランの3か国だ。

韓国では新興宗教団体からの感染拡大が原因とされ、
イランでは当初の感染隠ぺいが拡大を招いたとされる。

では、イタリアはなぜこんなに酷いことに
なってしまったのだろう?

イタリアで最初の感染者が発見されたのは1月末で、
中国人観光客がイタリア旅行中に発症したのだという。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/03/post-92612.php

この時イタリア政府は、さらなる感染を防止するために
他の欧州諸国に先駆けて、チャイナとの直行便について
発着を含め、すべて禁止したようだ。

ところが2月21日、
チャイナへの渡航歴のない38歳の男性が
ウイルス検査で陽性と診断される。

そして、それから1週間以内に888人の感染が確認され、
そのうち21人が死亡したのだという。

この感染拡大が、38歳の男性がウイルス検査で
陽性と診断される前に他の多くの人々に感染させたのか、
それとも全く別の無症状の感染者が
ウイルスを拡散させたのかは判っていない。

しかしながらイタリアでは、ウイルス感染が疑われる
患者に対する検査のガイドラインが、
最初の頃の日本と同様にチャイナとの関連がある患者に
限られていたのだという。

それが1月末の最初の中国人観光客の感染判明から
2月21日のイタリア人第1号の感染者まで
新たな感染者が見つからなかった理由だろう。

つまり、ウイルス検査による感染者が
見つからなかっただけで、
イタリア国内で新型コロナの感染は
静かに広がり続けていたのである。

いまイタリアでは、
学校やナイトクラブの閉鎖だけでなく、
1,500万人の人々が暮らす北部地域が、
4月3日まで封鎖されるという。

日本は、ここ2週間が感染拡大の瀬戸際だとして、
学校の休校措置やイベントの自粛などを実施しているが、
これが奏功せず、感染が急拡大すれば、
イタリア同様の徹底した封鎖を行う必要が
生じるかも知れない。

日本はまだ何となくのんびりした雰囲気だが、
いまが感染拡大か、収束へ向かうかの
まさに剣が峰なのだ。

 

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