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2020年5月29日 (金)

賭けマージャン問題の本質

『朝日新聞社は29日、東京高検の黒川弘務・前検事長の賭けマージャン問題で、経営企画室に勤務していた管理職の社員(50)=現在は人事部付=を停職1カ月とする処分を決めた。管理責任を問い、福島繁・執行役員経営企画室長を譴責(けんせき)とした。いずれも同日付。  
社員は、緊急事態宣言下に黒川氏、産経新聞記者2人と賭けマージャンをしており、本社は極めて不適切な行為と判断した。定年延長や検察庁法改正案が国会などで問題となっており、渦中の人物と賭けマージャンをする行為は、報道の独立性や公正性に疑念を抱かせるものだった。(中略)
中村史郎・朝日新聞社執行役員編集担当兼ゼネラルマネジャーの話 
今回の問題に対して、読者の皆様から「権力との癒着ではないか」といった厳しいご批判を多くいただいています。皆様の信頼を損ねたことを重く受け止め、改めて深くおわびいたします。社員は黒川氏とは社会部の司法担当記者時代に取材先として知り合っており、記者活動の延長線上に起きたことでした。報道倫理が問われる重い問題と受け止めており、取材先との距離の取り方などについて整理し、改めてご報告いたします。』
(朝日新聞DIGITAL 5/29(金) 15:06配信)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e70a6b2238c91d1cdc38e7eb0f13b011a4e1514

「賭けマージャン問題」の本質は、この記事にもある通り
権力との癒着であり、報道の独立性や公正性の問題である。

一方は検察庁NO.2であり、もう一方は新聞社の幹部で、
末端の社員がしでかした不祥事とは訳が違う。

こうした癒着により、検察庁から新聞社へ情報がリークされ、
検察庁に都合の良い形でニュースが流されたのではないか?

例えば、レイプ事件不起訴などで「検察は理由を明らかにせず」
などという記事がなぜ垂れ流されてきたか?

なぜ記者はその理由をとことん追求しなかったのか?

そうしたことも検察とメディアの馴れ合いの中で、
真実が国民に隠されてきたのではないか?

今回の事件は、そうしたことをこそ
明らかにすべきなのだと思う。

こうしたことは検察庁に限らない。

財務省の福田事務次官による
テレビ朝日女性記者へのセクハラ事件にしても、
官僚とメディアの癒着を白日の下に
さらしたものだった。

問題は官僚とメディアの癒着にあるのだが、
結局は今回も黒田東京高検検事長が辞職し、
朝日新聞の幹部は停職1カ月の軽い処分で
済まされようとしている。

官僚とメディアの関係は、何も変わらない。

 

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