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2020年5月 3日 (日)

国内の医療崩壊のなぜ?

欧米と日本における新型コロナウイルスの状況を見ていて、
僕には欧米と比べて二桁も患者数の少ない日本で、
なぜ医療崩壊の危機が叫ばれているのかが不思議だった。

また、医師がPCR検査の必要性を認めても、
患者がなかなか検査を受けられなかったり、
保健所が異様に混乱している理由も
よくわからなかった。

しかしながら、今日YouTubeでチャンネル桜の討論番組
「これからの日本をどうする?-日本国家の未来像」を見て、
その背景がよく分かった。
https://www.youtube.com/watch?v=8FRo2S00_Nc

国土学総合研究所所長の大石久和氏が語っておられたのだが、
ここ二十数年の間、日本が財政再建至上主義の中で
様々な予算を削ってきたことが今日の事態を招いたのだ。

具体的に現在の日本の医療環境がどうなっているかというと、
人口当たりの医師数はOECD加盟29か国の中で26位。

医師総数はOECD加盟国平均が44万人であるのに対し
日本は32万人。

感染症病棟の病床は1998年には9060床あったものが
2019年には1869床となんと8割も減少。

国立感染症研究所を2010年と2018年で比較すると
人員は325人から306人に、予算は60億円から40億円に削減。

保健所の数(都道府県立と政令指定都市のもの)は、
1995年には747あったものが2019年は385と約半分に減少。

保健所ではコロナが来る前から管轄エリアが広くなり過ぎて
大変だという声が出ていたという。

こうした状況の中で昨年の経済財政諮問会議では、
いま全国の病院にある166万の病床は多すぎるから
13万床減らそうということを提言しているそうだ。

日本にあった質の高い医療環境は、
財政再建至上主義という馬鹿げたスローガンにより
徹底的に破壊されてきたわけだ。

これでは想定外の新型コロナ禍が発生したら、
医療崩壊を起こしてしまうのも無理はないだろう。

保健所がパンクするのも仕方がない。

すべては私たち愚かな日本国民の
選択の結果なのである。

 

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