夜の街に警察立ち入り
『菅義偉(すが・よしひで)官房長官は20日の記者会見で、
新型コロナウイルスの温床と指摘される接待を伴う飲食店など
「夜の街」での感染拡大を防ぐため、全国で風営法などを根拠に
警察官が店舗への立ち入り検査を行う考えを明らかにした。
法令順守と合わせて感染防止対策の徹底を呼び掛ける。
菅氏は「ホストクラブやキャバクラが(感染の)根源になっている
ことは明らかになっている」と指摘。
風営法による検査の一例として、作成が定められた従業員名簿の
有無を確認することで、店舗で感染者が出た場合の速やかな
連絡に活用できるといった意義を説明した。(後略)』
(SANKEI NEWS 2020.7.20 19:33)
https://www.sankei.com/politics/news/200720/plt2007200015-n1.html
こうしたことが可能であるなら、
なぜもっと早く対応しなかったのか?
夜の街が新型コロナの感染源であることは
早くから知られていたことで、
ホストクラブでの集団感染を早期に抑えていれば、
現在の第2波といわれる感染拡大は
起こらなかったかもしれない。
法律が整備されていないから
要請しかできないとかなんとか、
できない理由ばかり探していないで
日本国民の命がかかっているのだから、
多少強引な法解釈をしてでも
感染源を事実上の営業停止に追い込む
対策を採るべきだったと思う。
新型コロナの感染拡大防止のためであれば、
少し無茶なやり方であったとしても、
国民の合意を得ることはできただろう。
第2波が来ていなければ、
今ごろ日本国民は一人10万円の給付金と
GO TOキャンペーンを使って
ちょっと贅沢な旅行計画を立て、
強いダメージを受けた旅行業界も
一息つくことができただろう。
キャンセル料を国が持つの持たないのという
不毛の騒ぎを見るにつけ、
第2波の抑え込みに失敗したことが
残念でならない。
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