場当たり的な日本のコロナ政策
『イギリスで、感染力が強いとされる、
変異した新型コロナウイルスの感染が広がっていることを受けて
日本政府は、24日以降日本人以外のイギリスからの入国を
一時的に停止するなど、入国制限を強化する方針を固めました。(後略)』
(NHK NEWS WEB 2020年12月22日 20時36分)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201222/k10012778761000.html
そもそも日本政府は、
コロナの変異種が日本に入ってこないように、
徹底した対策をとる必要があった。
イギリスからの入国停止は当然にしても、
変異した新型コロナウイルスは
イギリスで発生したものかどうかも分からないし、
もうヨーロッパ中に広がっている可能性もある。
今般の世界的なコロナ大流行を考えれば、
イギリスだけの入国停止で大丈夫なのかと思う。
そもそもコロナの発生源であり、
常に新種のウイルスを生み出してきた
感染症の宝庫ともいえるチャイナからの入国をこそ
制限する必要があるのではないか。
コロナの発生が騒がれ始めた年初から、
日本政府はチャイナからの自由な入国を
最優先してきた。
今回のイギリスからの入国制限は、
最近、高まりつつある水際対策の緩和に対する
批判を抑え込む意味もあったのだろう。
しかしながら、こうした場当たり的な対策では、
コロナを封じ込めることはできない。
コロナを封じ込める徹底した対策をとらないで、
常に日本国民の行動を制限しようとするのが
政府の一貫したコロナ政策なのである。
それにしてもいち早くワクチン接種を始めたイギリスで
コロナの変異種が見つかるというのも
どういうことなのでしょうね?
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