コロナ第3波は冬のせいか?
コロナ第3波を「冬が来たから当然のこと」
と説明する人がいる。
寒くなり、湿度が下がれば風邪が増えるように、
新型コロナが増えているらしい。
では、なぜ真夏の8月に第2波のピークが来たのか
説明してもらいたい。
第2波のピークが新規陽性者1,500人程度で
今が3,000人程度だから約2倍である。
https://hazard.yahoo.co.jp/article/20200207
これから本格的な冬を迎えるので、
新規陽性者がどれだけ増えるかは分からないが、
2倍程度ではとても季節のせいとは言えない。
もし、インフルエンザが
夏に感染者が10万人で、冬に20万人なら、
誰も季節性の病気とは考えないだろう。
少なくとも10倍以上の差があって、
はじめて季節性のものといえるのだと思う。
もし、冬が来たからというなら、
なぜ台湾では3月に迎えたピークを
いまだに上回らないのか?
https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/taiwan/
台湾が温暖だからというなら、
なぜ、もっと温暖なインドネシアで
感染者が激増しているのか?
https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/indonesia/
こうしたことを考えれば、
新型コロナは季節に左右されないとも
いえるのではないか。
年初から始まったコロナ禍を振り返れば、
それは外国からの流入が原因であったと
推定される。
当初、武漢をはじめとするチャイナからの旅行者を
止めなかったことが問題視されたが、
第1波となる4月には、
卒業旅行などでヨーロッパを旅行して感染し、
帰国した人が主に広めたものだった。
第2波は接待を伴う飲食店から広がったとされたが、
三重などで外国人の集団感染が騒がれ始めたのも
この頃からである。
そして、今回の第3波の流行は、
10月からの外国人の入国拡大、11月からの水際対策の緩和
と見事に一致している。
そもそも外国人の入国が多い
北海道や大阪で感染拡大が始まったのも
それを裏付けているだろう。
何の関係もないGoToをストップし、
いまだに外国人の入国制限は話題にものせない
政府の対応は不思議というしかない。
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