大阪を破壊した維新
『大阪府の吉村洋文知事は5日、読売テレビの番組で、
新型コロナウイルスの重症患者らの増加に対応するため、
自衛隊に看護師の派遣を打診していることを明らかにした。
吉村氏は「自衛隊の中にも看護師はいるので
『何とかなりませんか』と(打診を)始めている」
と述べた。(後略)』
(JIJI.COM 2020年12月05日16時21)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120500405&g=eco
日本は、コロナの感染者数も、死者数も、
欧米より二桁も少ないのに、
なぜ医療崩壊と騒いでいるのか、
不思議に感じる人も多いだろう。
その理由は、日本がこの20数年の間、
財政再建至上主義の中で様々な予算を
削減してきたことによる。
日本の人口当たりの医師数は
OECD加盟29か国の中で26位、
医師総数はOECD加盟国平均が44万人
であるのに対し日本は32万人、
感染症病棟の病床は1998年には9060床あったものが
2019年には1869床となんと8割も減少したという。
https://www.youtube.com/watch?v=8FRo2S00_Nc
つまり、緊縮財政であれも削れ、これも削れ、
とやってきた結果が今の情けない日本の医療体制で、
その影響を最も強く受けてきたのが
維新の大阪といえるのではないか。
だから、定額給付金を大阪市民に配るのも、
大阪市は他の地域よりも大きく遅れていたし、
コロナの第三波でも、
自衛隊に看護師派遣を要請するところまで
追い込まれているのだろう。
ところが、「維新なんかに任せてしまったから
大阪がこんなに酷いことになってしまったのだ」
と問題視する声は大きくならない。
間違った政治を行えば、
その代償は必ずそこに住む住民が
支払わされるものなのである。
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