コロナ陽性どこまで下がる?
『東京都はきょう新たに239人の新型コロナウイルス
への感染者を確認した。
6日連続で前の週の同じ曜日を上回り、
感染者数の下げ止まりが続いている。(後略)』
(ANNニュース 3/14(日) 15:00配信)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9acd3b6f4ffe1285abcf067692960708e8c9e762
いくらメディアの人々に常識がないといっても、
コロナ陽性者がゼロにならないことくらい
わかっているだろう。
東京都の陽性者数が239人と、
1週間前の日曜日237人より2人多いことを
何か問題があるかのように騒いでいるが、
コロナ陽性者数はどこまで下がると
思っているのだろう。
何度も似たようなことを書いているが、
昨年8月の第2波収束後の9月から11月上旬にかけては
コロナ陽性者は200人前後が続いていた。
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
当時の検査数はだいたい5千人程度で、
現在は日によって違いはあるが1万人弱。
この比較で見ると、
今の検査体制では200~300人の陽性者数が
下限といえるのではないか。
PCR検査のCT値40~45で検査を続けている限り、
多数の偽陽性が出て、検査数が多くなればなるほど
陽性者は増えてしまうのである。
こうしたことを勘案すれば、
今日の239人はほぼ下がり切った数字と
捉えることもできるわけで、
小池知事の言うような140人(1週間平均)には
ならないのだろうと思われる。
もしコロナに季節性の要因が大きいとすれば、
夏場の200人前後と現在の239人では
(しかも検査数はほぼ倍なのである)
現在の方が感染拡大を封じ込めているとさえ
言えるのではないか。
これで緊急事態宣言を解除しない理由が
僕にはわからない。
« 繁華街でのPCR検査だと? | トップページ | 宣言解除に足並みそろわず »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 新型コロナの5類移行は5月8日(2023.01.26)
- 北村晴男弁護士の正論(2023.01.25)
- 5類へ下げる48.7%、今のまま46.5%(2023.01.24)
- 電気代、まだ上がるの?(2023.01.23)
- GDP 世界4位へ転落の恐れ(2023.01.22)
コメント