新規陽性者は100人以下にならない
『日本医師会の中川会長は、5月11日までを期限としている
緊急事態宣言について、東京の1日の新規感染者数が100人以下に
なるまで解除すべきではないとの考えを示した。
日本医師会・中川俊男会長「陽性者数の減少や病床使用率、
逼迫(ひっぱく)度の改善が達成されたら解除するという、
成果型にしたらどうか。わたしは、(東京で)100人以下だと思う」』
(FNNプライムオンライン 4/28(水) 17:03配信)
https://news.yahoo.co.jp/articles/16f7e58ed1a2aed15b20a756fbdfe11c96e5f487
日本医師会の中川俊男は、できる限り緊急事態宣言を
長引かせたいのだろう。
日本経済をどん底に堕としたいのか、
自分たちに新型コロナの責任が及ばないようにしたいのか、
その目的は分からないが、
東京の新規陽性者数が100人以下(7日間移動平均)
になることはないと思う。
新型コロナの新規陽性者数が東京で
100人以下(7日間移動平均)というのは、
昨年の7月以降は一度もない。
この理由は簡単で、昨年の7月以降、
検査件数が大幅に増えたからだ。
7月以前に2000件台だった検査件数は、
7月以降3000件台、5000件台と増え続け、
12月には10000件、1月には15000件を超える
日も出てくるほどだった。
現在も10000件程度を維持しており、
PCR検査という偽陽性が出やすい検査方法を使う限り、
100人を切ることはないだろう。
(ネット上には「当院は偽陽性が多いためPCR検査を
行っておりません」という表示も見られる)
https://i-izumi.clinic/ainoizumi/%E5%BD%93%E9%99%A2%E3%81%AF%E5%81%BD%E9%99%BD%E6%80%A7%E3%81%8C%E5%A4%9A%E3%81%84%E3%81%9F%E3%82%81pcr%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E3%82%92%E8%A1%8C%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8A%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%9B/
東京の発症日別による陽性者数では、
4月19日の576人をピークに急減し、
4月27日には58人まで減っている。
私たちが日ごろ目にする報告日別による陽性者数は、
発症日から2週間くらいが経過した数字と見られ、
その想定から行くと今回の流行がピークアウトするのは
ゴールデンウイーク中の5月3日ころと思われる。
報告日にくらべて発症日の陽性者数が少ないのは、
陽性者に無症状者や偽陽性が多数含まれていることに
よるのだろう。
いずれにしても緊急事態宣言解除予定の5月11には、
新規陽性者数は300人から500人程度と予想される。
第3波の緊急事態宣言が解除されたときも、
新規陽性者数は300人を下回らなかったのだから、
100人以下になることは考えにくい。
新型コロナの新規陽性者数が500人を下回り、
明らかな減少傾向がみられる場合は、
速やかに緊急事態宣言を解除すべきだろう。
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