ワクチンでコロナ禍は終わらない?
海外ニュースを見ていると、
いわゆるインド株の流行により、
欧米では再びコロナ感染が
急増しているようだ。
論調はいずれも同じで、
重症者や死者はワクチンを接種していない人で、
今、ワクチン未接種者の多くが後悔している。
だから、皆さんワクチンを打ちましょう。
老若男女を問わず、子供も例外でなく、
とにかく全員にワクチンを接種させましょう
というようなことだ。
ワクチンは感染を予防するのではなく、
重症化を防ぐということだが、
それでは、なぜワクチン接種により
欧米で感染者が減ってきたのだろう?
ワクチン接種のおかげで
新型コロナの感染者が激減してきたのに、
一転して感染者が増えてきたら
ワクチン接種は感染を予防するわけではない
ということでは筋が通らない。
新型コロナでは、こうしたいい加減な説明が
常になされてきたのである。
つまりは、インド株には現在のワクチンが
それほど効果がなく、それでも重症化は
防いでいるということではないだろうか。
(あくまで重症者がワクチン未接種者だけ
という報道が正しければだが)
ワクチンが変異株に効くかどうか、
というのは以前から議論のあったところで、
ワクチンがいつごろまで効果があるのか
(半年程度と言われている)という問題とともに、
今後、新たな火種になりそうな気がする。
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