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2021年7月31日 (土)

日本が緊急事態でない理由

『大阪市の松井一郎市長は30日の記者会見で、大阪府などに新型コロナ対応の緊急事態宣言が出されても、8月に予定されている市立中学校4校の修学旅行は実施すると表明した。出発前に生徒全員にPCR検査を行い、陰性が確認された人が参加する仕組みとする。「感染者がいなければオリンピックもやっている。一生の思い出に残る行事は実施したい」と述べた。(後略)』
(朝日新聞デジタル 7/30(金) 17:55配信)
https://news.yahoo.co.jp/articles/788a8ed4e5e680919aa666826075a95f4f7eef2e

もし、東京をはじめとする日本の各都市が
緊急事態であれば、
五輪は開催できないし、修学旅行だって
実施できないはずだ。

でも、東京五輪が無観客ではあれ開催されており、
大阪市では中学校の修学旅行が実施予定なのは、
誰も緊急事態だとは思っていないからである。

緊急事態とは、飲食店でお酒の提供を禁じたり、
営業時間を短縮することではないだろう。

つまり、「緊急事態宣言」とは、責任ある立場の人が
責任を問われないための方便なのである。

 

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