台湾の新規感染者ゼロ
『台湾当局は、海外から到着した人などを除く域内での新型コロナウイルスの新規感染者が3か月半ぶりにゼロになったと発表しました。
台湾では変異ウイルスのアルファ株の流入によって、5月中旬から感染が急拡大しました。
このため、外出時のマスク着用の義務化や、1か所に集まる人数の制限、娯楽施設の営業停止などを罰則つきで徹底したほか、居留証がない外国人の入境停止や、学校の対面授業の停止などの措置をとりました。
その結果、1日500人を超える日もあった新規感染者の数が7月から落ち着き始め、8月25日の発表では、5月9日以来、3か月半ぶりに域内での新規感染者がゼロになりました。
当局によりますと、8月19日までの1週間に感染が確認された海外からの入境者のうち、ウイルスの遺伝子配列が判明した12例は、すべて感染力が強い変異ウイルスのデルタ株だったということです。
このため当局は、空港から隔離施設に向かう人に認めている自家用車の使用を8月27日から禁止して、専用の車両に乗るよう義務づけるなど、水際対策を一層、強化することにしています。』
(NHK 2021年8月25日)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/world-situation/detail/taiwan_02.html
台湾のコロナ対策は、なぜこんなに
うまくいっているのだろう。
世界的にみて圧倒的に感染者が少なかった台湾も、
5月中旬からの急拡大によって、
日本などと同じ状況になってしまうかと思われたが、
再び新規感染者ゼロを実現した。
やっていることは『外出時のマスク着用の義務化や、
1か所に集まる人数の制限、娯楽施設の営業停止などを
罰則つきで徹底したほか、居留証がない外国人の入境停止や、
学校の対面授業の停止などの措置』などで
日本とあまり変わらないように思うのだが、
『義務化』『罰則付き』という対策の徹底が
違いを生むのだろうか?
『水際対策』にも、かなりの差があるように思える。
台湾のように対策を徹底するのか、
スウェーデンのように強い対策をとらずに
くらしを守るのか。
日本は中途半端な対策で
くらしや経済を破壊しながら
感染者も抑えられない、
なんとも愚かなことを
繰り返しているような気がする。
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