コロナ自粛はいつまで続く?
高橋洋一氏のような
ふだん比較的まともなことを言っているような人でも
「日本は欧米と比べてコロナ感染者や死者が少なく、
政府の対策がうまくいっている」
などということを平気で言う。
チャイナは別として、
日本・台湾・韓国といった東アジアの国々に
コロナの影響が少なかったのは
それなりの理由があるはずだ。
それは恐らく、
東アジアの国々は土着のコロナウイルスに
長年にわたり暴露してきており、
新型コロナにもある程度の免疫が
できていたというようなことだろう。
もし、日本も欧米と同じ条件であれば、
新型コロナの流行は欧米と同等か、
それ以上に酷い状況になったことは
容易に想像できる。
日本は欧米とではなく、
台湾や韓国と比べるべきなのだ。
台湾・韓国と比べれば、日本のコロナ対策は
かなりお粗末だということになる。
(韓国が正しい情報を公表していればだが…)
高橋氏はワクチンについても、
菅政権がかなりのスピードで
接種者を増やしてきたことを賞賛しているが、
これについては効果も安全性も明確でない
ワクチンを打ちまくることが
本当に正しいことなのかという
本質的な疑問がある。
ワクチンは当初、国民の6~7割程度が接種すれば
集団免疫ができて新型コロナ問題は解決する
というように言われていた。
ところが、欧米ではワクチン接種が進むにつれて
新規陽性者が急速に減少したが、
変異株の流行により再び拡大している。
すると、ワクチンは感染を防止するのではなく、
重症化を防ぐものだと、
ゴールポストが大きく動かされた。
しかしながら、重症化を防ぐことも一時的な現象で、
新たな変異株の登場により、
ワクチン接種者が重症化するような事態も
懸念されている。
つまり、新型コロナに今回のワクチンが有効かどうかは、
いまだ確認段階にあるのだ。
もし、新たな変異株が登場し、
ワクチン接種者も重症化したり、死亡する人が増えたら
ワクチン推進者はどうするのだろう。
とりあえず「ブースター接種」を
奨めるのだろうか?
常識的に考えれば、ワクチンに頼るよりも
インフルエンザにおける「タミフル」のように、
手軽に使えて重症化を防ぐ治療薬が開発されれば
コロナ問題は一瞬にして解決すると思うのだが。
ワクチンが異常な速さで開発されたのに比べ、
効果的な治療薬が一向に出てこないことが
不思議と言えば不思議である。
« 安倍前総理が高市氏を支援へ | トップページ | ワクチン接種は任意と言いながら… »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 24時間テレビ寄付金を着服(2023.11.29)
- 梅毒感染者過去最多更新(2023.11.28)
- アホなうえに恥知らず(2023.11.27)
- 河川敷で外国人の無許可耕作(2023.11.24)
- 中国で子供の肺炎集団感染増加(2023.11.23)
コメント