環境対策に熱心な国が化石賞の謎
『気候変動に関する国際会議「COP26」に合わせ、温暖化対策に消極的な国に贈られる「化石賞」に日本が前回に続き選ばれました。国際NGOの気候行動ネットワークは2日、温暖化など気候変動対策に後ろ向きな国として日本などを選び、「化石賞」を贈ると発表しました。その理由について、日本が引き続き化石燃料を使う見通しであることや、岸田総理大臣が火力発電の廃止などに言及しなかったことを挙げています。また、温室効果ガスの排出を抑制できるとする「水素とアンモニアを燃料とした発電」への支援についても、「未熟でコストがかかる技術」だと批判しました。 日本は前回のCOP25の際にも、当時の小泉環境大臣の演説などで「化石賞」に選ばれていて、2回連続の不名誉な受賞となりました。』
(テレ朝NEWS 11/3(水) 14:09配信)
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa5cff02ccb753ef69c1d826c93773f1d3be6691
記事を読むと日本だけが「化石賞」を
受賞したような印象を受けるが、
「化石賞」の1位はノルウェー、2位が日本、
3位がオーストラリアだったようだ。
石炭火力の全廃を宣言しなかった国が
やり玉に挙がっているようである。
そもそも宣言をしても守る気などない国も多く、
日本のように宣言したことは守ろうとする国には
圧倒的に不利であって、
「化石賞」など気にする必要は全くない。
2018年度の二酸化炭素排出量の国別割合は
チャイナ 28.4%
アメリカ 14.7%
インド 6.9%
ロシア 4.9%
日本 3.2%
ドイツ 2.1%
韓国 1.8%
https://www.jccca.org/global-warming/knowleadge04
の順となっている。
日本はわずか3%に過ぎず、
チャイナとアメリカで半分近くを占めているが、
アメリカはパリ協定を離脱するなど
削減する気など全くなかったし、
チャイナは発展途上国という不思議な理由で
これからさらに増やしていくのではないか?
EU各国も本当に宣言通りに減らすのかは
全く不透明で、日本も周りの状況を見つつ
対応すればいいと思う。
世界が温暖化しているかどうかも、
その原因がCO2であるかどうかも怪しい話で、
先進国の経済を減速させるのが目的
という話もある。
電力は水と並んで
私たちの暮らしになくてはならないもので、
まず必要な電力を安価に供給する体制を整え、
そのうえで、できるだけCO2を削減していく
という姿勢で充分だと思われる。
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