オミクロンは感染力の強い風邪
大阪市立大学の井上正康先生によると、
デルタ株以前とオミクロン株では、
その症状は全く違うらしい。
↓(詳しくはこちらで)
https://www.nicovideo.jp/watch/so39883433
アルファ株からデルタ株までのコロナウイルスは、
血圧を制御するACE2受容体に結合し、
血管壁を破って細胞外に飛び出すことで血栓ができる。
この血栓が肝臓をすり抜け、肺にあつまり、
肺の血管を詰まらせて
間質性肺炎を発症させるという。
ところがオミクロン株は、ACE2受容体に結合できず、
ノドの粘膜にあるたんぱく分解酵素に結合し、
ノドが痛くなるなど一般的な風邪に近い、
非常に軽度な症状になったという。
(無症状の人も多いようだ。)
とにかく感染力が強いのが特徴で、
僕も昨年末からノドに違和感があるような
症状が続いたのだが、そのような人が多くて、
すでに相当数の人に感染が
広がっているのではないかということだ。
いま、コロナの新規陽性者が激増しているが、
これは無料検査などで検査数が増えたためで、
オミクロン株の感染力からすれば
検査をすればするほど陽性者は増えていくだろう。
しかしながら、感染力が強いだけに
集団免疫が達成されるのも
早いのではないかということだ。
オミクロン株の急増に伴い、
ワクチン接種が推奨されているが、
ここまで変異したコロナウイルスに
それ以前のウイルスで作ったワクチンは
効かないだろうということだ。
コロナウイルスが感染力の強い風邪に
変異したのだから、
エボラ出血熱やペストと同様の
指定感染症2類相当(1類扱い)に
指定したままにしていたり、
「蔓延防止」を適用して移動制限をするなどは
非常に誤った政策といわざるを得ないだろう。
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