レジ袋禁止がCO2を増加させる
『上流思考──「問題が起こる前」に解決する
新しい問題解決の思考法』という本の中で、
「レジ袋」「紙袋」「エコバッグ」の3つの環境負荷
について比較している。
『それら(紙袋とエコバッグ)はレジ袋より嵩も重さもあるので、製造と輸送にずっと多くのエネルギーを消費し、炭素排出量が増える。イギリス環境省は、さまざまな種類の袋を1回使用するごとの環境負荷を算出し、紙袋なら3回、綿のエコバッグなら131回使わなければ、レジ袋よりもエコにならないとしている。おまけに紙袋やエコバッグの製造過程は、レジ袋に比べて大気や水質を汚染する物質の排出が多い。レジ袋に比べてリサイクルもずっと難しい。(後略)』
(DIAMOND online 1/7(金) 6:01配信)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ad259adc96e5b979e86bdc0e28f634b1c22e499
さらに言えば、
綿のエコバッグは繰り返しの使用により、
食品から出る液体、食べ物カスにより
雑菌の温床となるし、
紙袋は繰り返しの使用に適さない。
つまり環境問題というのは単純ではない
ということだろう。
例えば、クリーンエネルギーとされる太陽光発電も、
山間地を削るなど設置の際の自然破壊や、
雨天や降雪などによる発電効率の悪さ、
廃棄処分に伴う環境負荷などを考慮すると、
とてもクリーンとは言えない。
環境問題では、拙速で浅はかな考えにより、
却って環境負荷を増やしている事例が
多いように思われる。
もはや太陽光発電などは
日本中の山間地に敷き詰められ、
将来大きな問題になることが想像される。
政策決定者には、上記の本のタイトルの通り、
『「問題が起こる前」に解決する思考法』が
求められるだろう。
つまり、何か新しいことを始めようと思ったら、
よく考えなさい、ということだ。
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