重症患者2/3で死者3倍のなぜ?
『新型コロナウイルス対策の蔓延(まんえん)防止等重点措置が21日に全面解除され、感染流行「第6波」は一区切りを迎える見通しとなった。デルタ株からオミクロン株への置き換わりにより、国内の感染者は1月以降、約430万人増加。3カ月足らずで昨年末までの累計約170万人の2.5倍に上った。オミクロン株の重症化率は低下したものの、死者数は高齢者を中心に約8650人に上り、過去の流行を大幅に上回った。(後略)』
(産経新聞 3/20(日) 20:11配信)
https://news.yahoo.co.jp/articles/99a36f097f53e57269ce07c07920ef1287b4f3e4
上記の記事の重要点を書き出すと、
オミクロン株による新型コロナ第6波は、
特に感染力が強く(昨年末までの累計170万人の2.5倍)、
重症化率は低下したが、死者数は約8650人に上り、
過去の流行を大幅に上回った
ということになる。
ここで注目したいのが「重症化率の低下」で、
これは比率が低下しただけでなく、
重症者の絶対数も減少したことである。
第5波の重症患者数のピークは約2200人だが、
第6波のピークは約1500人に過ぎない。
にもかかわらず第6波の死者数は、
第5波の死者数の約3倍に
跳ね上がっているのである。
おかしいと思いませんか?
重症患者数(率ではなく数)は約2/3に減少したのに、
死者数が約3倍に増えた。
こんなことは通常では起こりえない。
特に重症化しにくいオミクロン株で、
死者だけが異常に増えるということは
考えられないことなのだ。
こういうことが起こってしまう原因は、
コロナによる死者の数え方にある。
ここでは何度も指摘しているが、
その人がどういう理由で亡くなったとしても、
コロナ陽性であればコロナ死者として
カウントされているのである。
つまりガンで死のうが、心臓病で死のうが、
それが交通事故死であってさえ、
コロナ陽性者であればコロナによる死者
ということになるのである。
だから感染力が格段に強くなり
コロナ陽性者が爆増したオミクロン株では、
死者数が異常に多い
ということが起こってしまうのだ。
そんな馬鹿げたことが、
コロナ騒動の実態である。
多くのまともな専門家が指摘している通り、
新型コロナはオミクロン株により
普通の風邪になった。
もう騒ぐ必要はなくなったのだけれど、
世界で日本だけが「まん防」をやって騒ぎ立て、
経済的被害を広げている。
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