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2022年7月 4日 (月)

原発の新設・建替えの工程表作成

『経済産業省は安全性が高いとされる高温ガス炉(HTGR)など次世代の原子力発電所の開発に関する行程表を作成する検討に入った。設計や建設、運転開始の時期を明示する。国内の原子力産業の維持に向け、原発の将来像を明確にする。東日本大震災以来、政府は原発の新設や建て替えを想定しておらず、実現へのハードルは高い。
1日に総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)原子力小委員会の作業部会を開き、次世代原発の技術開発に向けて今年夏にまとめる中間報告の論点を示した。
最新の大型軽水炉や小型モジュール炉(SMR)、高速炉、高温ガス炉など原発の種類ごとに運転開始時期を盛り込んだロードマップをつくる方針を打ち出した。どの種類の原発から開発すべきか、優先順位も示す。(後略)』
(日本経済新聞 2022年7月1日 19:49)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA30EMH0Q2A630C2000000/

当面の電力需給逼迫に関しては、
停止中の原発再稼働しか仕方がないが、
そもそも早急に進めるべきは、
原発の新設・建て替えの議論である。

石炭火力にしても、原発にしても、
日本は世界最高レベルの技術を持っている。

しかしながら、
どれほど素晴らしい技術を持っていようと、
使わなければ、いずれは研究者も技術も
他国に奪われてしまうだろう。

いま次世代原発開発の工程表を作り、
原発の将来像を明確にすることは、
何にも増して重要である。

そうすることによって、
世界最高の研究者も技術も守られ、
将来のエネルギー政策も
ゆるぎないものになる。

政治家には原発の新設や建て替えに
否定的な者が多いが、
将来の電力の安定供給をまじめに考えれば、
原発の新設は不可欠だ。

要はまじめに議論することなのである。

 

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