外国人労働者の日本離れ
『円安基調を受け、外国人労働者の「日本離れ」が見られ始めている。労働力を供給する東南アジアとの賃金格差縮小に加え、仕送りのために円を現地通貨に替えた場合、目減りしてしまうためだ。県内では昨年10月末時点で、技能実習生5679人を含む約2万人の外国人労働者が働く。日本離れに歯止めがかからなければ、農業など基幹産業の足元が揺らぐ恐れがある。(後略)』
(信濃毎日新聞デジタル2022/12/08)
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022120700993
生産性向上のための投資をせず、
賃上げも行わず、
外国人労働者を安く使えばいいという
安易な経営方針が
通用しない時代を迎えそうだ。
そもそも30年も賃金が上がらない国で、
外国人労働者を安く使おうという
考え方自体に無理がある。
外国人労働者の日本離れは、
ある意味日本にとって朗報である。
これでようやく日本の経営者も
作業の効率化や労働環境、賃金などに
配慮せざるを得なくなるだろう。
いま日本で働いている人たちが
他の高賃金の国へ移動すれば、
これから顕在化する移民問題も
多少は抑えられるかもしれない。
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